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研究概要・業績教育北大関連リンク |
2012.03.01 現在 新HP作成中 2011.09.07 文科省 福島土壌調査map掲載(渡邉も参加しました) 2011.07.05 06/30学院セミナー 2011.04.19 釧路・釧路公立大学・敷地内での大気放射性物質測定を開始 2011.03.24 北大構内 大学院環境科学院屋上での大気放射線量測定を開始 気候を決める大気海洋物質循環像の解明を目指して:
海の世界を研究してみませんか? 研究のキーワードは:大気海洋化学・大気海洋物質循環・大気海洋炭素循環・地球温暖化 Menu
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もう一つ、問題があります。
科学がある風景とは、社会が成熟し豊かな証拠として、そこにあること、そのことこそが、まさしく世の役に立っている真の姿のはずです。
しかし、現在の科学の風潮は、実利・実践的に世の中の役に立つということが第一優先で、実績主義・近視眼的研究が大手を振っています。「正当にポストを得る」、「正当に研究費を得る」などの点では、これはある意味、必要でしょう。一方で、この実績主義・近視眼的研究の風潮は、研究を細切れとした成果を報告することを良しとし、壮大な夢に懸けることを否とし、歪んだ自己利益を誘発し、科学者としてあるまじき行為に手を染める悪魔の誘惑に耳を貸すことを助長するかもしれません(*【推薦図書】-科学哲学・科学倫理-背信の科学者たち;【コラム意到筆随No.009】-問題発見型科学、問題解明型科学、問題解決型科学)。この風潮は決して良いものと言えません。
ここに、「蜘蛛の巣の張り方」について日夜研究している人がいたとしましょう。ファーブル博士でも構いません。ある人は、それは世の中の役には立つのかと疑問を持つかもしれません。しかし、彼の研究のすばらしさを否定することなど、そんな難しいことが誰にできるのでしょうか。そこには、評価するもの、されるもの、ともに、科学に対する哲学があるかなしやが問われるのです(※【推薦図書-科学哲学・科学倫理-科学哲学の冒険】)。そもそも、「科学」とはなにか。人として生まれ、自己の存在意義を求めるのは誰もが望むことで、「役に立ちたいと望むこと」と、「役に立たなければならない」とを履き違えているとしてか思えません。「まずは、若者は自分のために精進し自身を磨くこと」で行動することです。その結果として、社会から必要されるぐらいに自分を磨くことです。「誰それの役に立つ、何それのためになる」と口に出して行動することは、若者にとって、その結果がうまくいかなかったときの自己弁護の詭弁となる危険な考え方かもしれません。※【推薦図書-生き方-ニーチェの言葉】
彼の研究が役に立つかどうかということは、判断する時間スケールに依存しており、それが今なのか、100年先なのか、彼自身が決めることではないのです。100年後、彼の研究は、人類の生活を豊かにしているかもしれませんし、そうでないかもしれません。少なくとも、彼自身、一人であろうとも社会自体を構成していて、彼自身は人類の一人である彼自身を間違いなく幸せにしています。※【推薦図書】-科学哲学・科学倫理-科学哲学の冒険
彼の研究の動機は、「科学的好奇心」、「科学を楽しみたいということ」あるいは「ある種の形にできない使命感」かもしれません。これらの動機は、科学の神髄です。もちろん、彼が国家資金で研究している職業科学者、すなわちプロの科学者ならそれだけでは不十分でしょう。「その研究動機を高らかに宣言し、成果を熱く語る」という義務は伴いますが、それは彼の望む科学的探求心の一部でさえあるはずです。その探求心に基づく基礎があってこそ、その土台のうえに成り立つ応用が花開くことでしょう。
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最近、地球温暖化や環境問題のスローガン・フレーズとして、「地球を守ろう」「環境を守ろう」「持続可能な社会の実現を目指そう」などを良く耳にします。これらは一見、なるほどと思うのですが、人間エゴの臭いが漂って、少々胡散臭さを感じます。人間が存在しなくとも、地球はその歴史を重ね、人間が滅んでも営々と数十億年先までその歴史は刻まれます。人間が地球を守ろうなどとは、人間の傲慢さそのものです。地球の片隅に住まわせてもらっている一住人として、地球を尊ぶという謙虚さと自然に対する畏怖の念が必要です。
ここに極論のひとつの例があります。地球温暖化で北極の氷が減少し、そこに住む北極熊を救おうという声を聞きます。一方、もし地球最後の熊が都心に現れ、あなたに襲いかかってきたなら、あなたならどうしますか。種の保存のためにかみ殺されますか。否。もし、こちらが武器を持っていたなら、危険の名のもとに、彼と対決することでしょう。生態系保存・種の多様性は生物進化にとって重要なことは確かです。しかし、この使い分けはいかがなものでしょう。人間の役に立つか立たないかが我々の行動規範になっているのは恐ろしいことではないでしょうか。
エコと叫びながら、命より大事な携帯電話というエネルギー変換効率が最悪の代物をかけている人々をどう思われますか。地球と自然に対する不遜な態度、自然科学的基礎のない応用の適用など、さらにエゴのエゴに拍車をかけることになり、傲慢が暴走しかねない、暴挙です。※【コラム意到筆随No.001-エコという名の電車】
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私は、地球と自然に対して常に謙虚な態度で向かい合い、そして、自然科学の基礎の上に、自然と地球のあり方を探求することこそが、地球温暖化問題や環境問題の解決の扉を開けるものと確信し、日夜研究しています(※【研究内容】-研究概要-研究姿勢; 研究内容-研究概要-三コマ点描)。自然の仕組みはまだまだわからないことがたくさんあります。
私は、化学を手段とし、化学の目を通して、地球規模の大気と海洋の物質循環研究を主眼とする研究に取り組んでいます。
地球化学、大気海洋化学研究の冒険の旅に出かけませんか。未知なる知の水平線の彼方へ出かけましょう。
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